【無料配信情報も】『ミッション：インポッシブル』あらすじ・見どころ徹底解説！hulu/他VODで観る前に知りたいこと
- 『ミッション：インポッシブル』とは？あらすじ紹介
- 見どころ｜スパイアクションのリアルな描写
- 撮影技術｜演出・映像美・カメラワークへのこだわり
- 主演トム・クルーズについて
- 監督ブライアン・デ・パルマについて
- 出演俳優｜トム・クルーズと豪華キャスト陣
- 作品背景｜スパイ映画と冷戦終結後のリアリティ
- まとめ｜『ミッション：インポッシブル』はどこで配信されている？
『ミッション：インポッシブル』とは？あらすじ紹介
1996年に公開された『ミッション：インポッシブル』は、かつて世界的に人気を博したテレビドラマ「スパイ大作戦」を原作としたスパイアクション映画です。金曜ロードショーや今はなき日曜洋画劇場でも、何度も放送されていたので1度は見たことがある方も多いでしょう。しかし、このシリーズの１作品目はやや古くなってしまったため、意外と「２や３は見たけど１は知らない」という方も多いのでは？
物語は、アメリカ政府の極秘組織IMF（Impossible Mission Force）メンバーのイーサン・ハント（トム・クルーズ）が、チームの裏切りと罠によって孤立し、たったひとりで国家を揺るがす陰謀に立ち向かう姿を描きます。華麗なカーチェイスや大胆不敵な潜入ミッション、「レッドライト・グリーンライト」など多彩なガジェットが登場し、最後まで緊張感が途切れない展開が見どころです。
見どころ｜スパイアクションのリアルな描写
『ミッション：インポッシブル』の魅力と言えば、なんといっても息つく間もないサスペンスとアクションの連続！パリ、プラハ、ロンドンなどヨーロッパを舞台にした国際的なスケール感と、秘密組織ならではの巧妙な作戦や裏切りがリアルに描かれています。冒頭のプラハでの密室作戦から、あの有名なワイヤー吊り下げ潜入シーン、列車でのバトルまで、どれも手に汗握る展開。スパイ映画好きはもちろん、普段アクション映画を観ない人でも、緻密な人間関係や心理戦に引き込まれるはずです。緊迫した駆け引きの中に、ふと人間らしさが垣間見える瞬間があって、ただのド派手アクションじゃない深みを感じます。今年公開されるミッションインポッシブル最終章の予告編でも、あの吊り下げシーンのオマージュとみられるシーンがあり、期待が高まります。
撮影技術｜演出・映像美・カメラワークへのこだわり
本作の撮影は、映像美とサスペンスを両立させた独特の雰囲気が印象的です。特に代表的なのが、イーサンがセンサー満載の金庫室にワイヤーで宙吊りになるシーン。まばたきもできないほどの静けさと緊張感が、ダウンアングルやクローズアップを駆使したカメラワークで見事に表現されています。また、実写にこだわったアクションも映画全体の臨場感を高めています。トム・クルーズ本人が体を張るスタントシーンも多く、そのことでスパイ映画の“非現実的すぎる”イメージを払拭。監督のブライアン・デ・パルマは、ヒッチコック的サスペンスを踏襲した流れるようなカメラワークと構成でも高く評価されています。詳しくは公式サイトでも解説されています。
主演トム・クルーズについて
イーサン・ハントを演じるトム・クルーズは、本作のプロデューサーも兼任。危険なスタントのほとんどを自らこなすことで知られており、撮影現場ではプロ根性が光りました。実際、金庫室のワイヤーアクションは重力のバランスを図るのが非常に難しく、何度も頭を床にぶつけそうになったそうです。でも納得いくまで自分で挑み続け、「本物の説得力が大事」と語っています。また、撮影以外でも共演者やスタッフに気配りを欠かさず、みんなで食事や飲みに行くこともあったとか。自らの身体能力を活かしたアクションと、真摯な役作りがイーサンの人間味や説得力につながっているんですね。
監督ブライアン・デ・パルマについて
ブライアン・デ・パルマ監督は、『アンタッチャブル』や『キャリー』など、サスペンスやスリラー映画の名手として知られています。『ミッション：インポッシブル』でも、洗練された映像美や観客のドキドキを煽る演出が存分に発揮されています。彼はヒッチコック作品を敬愛しており、その影響を感じさせるミステリアスな構図や、緊張と緩和のリズム感は見事。どこか古典的な匂いを漂わせつつ、90年代の新しいアクション映画へと昇華させた手腕は見逃せません。IMDb公式プロフィール（英語）もぜひご参照ください。
出演俳優｜トム・クルーズと豪華キャスト陣
主演トム・クルーズの他にも、『ミッション：インポッシブル』には個性的で実力派の俳優が勢揃い。イーサンの仲間であるルーサー役にはヴィング・レイムス、裏切りのキットリッジ役にヘンリー・ツェニー、ジム・フェルプス役にジョン・ヴォイトらが出演。特にヴィング・レイムスは、その後のシリーズでも名バイプレイヤーとして欠かせない存在に。それぞれのキャラクター像がしっかり描かれているため、脇役ながらも物語をグッと引き締めています。豪華で息の合ったアンサンブルが、この映画の幅と奥行きを生んでいると思います。
作品背景｜スパイ映画と冷戦終結後のリアリティ
この作品の舞台は、冷戦が終結した直後の1990年代。スパイ活動の舞台がアメリカとソ連の対立構造ではなくなった時代背景のなかで、「味方の裏切り」や「組織内部の腐敗」といった現実的なテーマに切り込んでいます。当時のスパイ映画には珍しく、敵国だけじゃなく、内部にも危険が潜むという複雑な構図。それが画面の緊張感にリアルさを加えています。シリーズ化されたことで“ヒーロー”イーサン・ハント像が定着しましたが、1作目の本作はミステリー要素が強く、俊敏さと孤独、そして時代の空気が見事に融合しています。CIAの公式ミッションなども時代背景の理解に役立ちます。
まとめ｜『ミッション：インポッシブル』はどこで配信されている？
『ミッション：インポッシブル』は現在、HuluやU-NEXT、Amazonプライムビデオなど複数のVODサービスで配信中です。時期によっては期間限定で無料トライアルや見放題対象となっていることも！配信ラインナップや価格は随時変更される可能性があるため、ご利用の際には各サービスの公式サイトをご確認ください。ちょっと懐かしさもありつつ、今観ても全く色褪せないスパイサスペンス、この機会にぜひお楽しみください。
【筆者の感想】
『ミッション：インポッシブル』は、初めて観たときはまさに「こんなに手に汗握る映画があるのか！」と驚きました。特にワイヤー吊り下げでの潜入は、映画館でも息を呑むほどの緊張感。全編を通してテンポのよさと、先の読めないストーリー展開に心が奪われます。イーサン・ハントの強さや聡明さもさることながら、「裏切り」や「疑心暗鬼」といった人間ドラマの部分にも引き込まれ、観終わったあと深い余韻が残りました。トム・クルーズのプロ意識や身体を張ったアクションは本当に凄いし、それを支えるキャストやスタッフの熱量も画面から伝わってきます。今でも、馴染みのシリーズ1作目として友人にもよく勧めていますし、この緻密なサスペンスは何度でも楽しめる名作だと思います。映像も古さを感じないし、20年以上経った今もワクワクと感動が蘇る作品です。まだ観ていない方は、ぜひVODで手軽に楽しんでください。「スパイ映画＝難しそう」と思う人にも、純粋なエンターテインメントとして自信をもっておすすめします！
